【定番】超有名な野鳥撮影スポット「藤前干潟」に”干潟”が存在せず、変な髪型の鳥がいた【愛知県名古屋市港区】

愛知県

野鳥撮影の新しい撮影スポットを開拓したいなぁっと考えて、名古屋市港区の藤前干潟に行ってきたので撮影記としてまとめます。

藤前干潟は庄内緑地公園で有名な「庄内川」の河口部分(海に接続する部分)の干潟です。干潟とは「海が干潮になって水が引くと陸地になる場所」を言います。わかりやすく言えば、海水浴場などの砂浜の泥VERですね。

水鳥の生息地(または渡り鳥の中継地)として有名で、ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)に登録された湿地です。

愛知県内の野鳥撮影スポットとしては1位2位を争うレベルで有名な場所で、アフィリエイトカス野郎が適当に書いたゴミ記事では定番で紹介されます。

藤前干潟は公園として整備されている

実は藤前干潟に行くのは初めてです。存在自体は知っていましたが名古屋港なので、下道だと名古屋都心部を横断しないと行けません。距離のわりに時間かかります。

名古屋高速で行けばショートカットできますが今までETCがなかったので高速に乗れませんでした。でもついに1万円のETCを車に取り付けたので、行けるようになったんですよね。

こういうところって駐車場がなかったりしますが、藤前干潟は稲永公園として整備されているので駐車場が2個あります。名古屋市の大規模公園としては珍しいですが、なんと駐車場無料です。時間制限も特になくて24時間空いているというか、特に管理されてません。

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ちなみに工場夜景を撮影した「金城ふ頭」「ポートメッセ名古屋」のすぐ近くです。夕方まで野鳥撮影して、暗くなったら工場夜景を撮影するとかも可能ですね。

公園の案内図。自然公園というよりは運動場をメインとした公園ですね。

もちろんトイレもありますが、正直キレイではないかな。

駐車場のすぐ横が干潟になっています。遊歩道として整備されているので撮影はしやすいです。

右に見えているのは、

環境省が設置するビジターセンターです。藤前干潟の情報を展示しているみたいですが、今日は休館日でやってませんでした。

午後から雨の予報だったので午前中に行きました。家を出たときは晴れていたんですが、現地に着いたら生憎の曇りです。

野鳥撮影は晴れていないと産毛が解像しないので撮影条件としては微妙です。

奥に見えている橋は名港トリトンという高速道路の橋です。ライトアップされるので夜景撮影の定番被写体ですが、あれメチャクチャ巨大で高さがあります。トリトンなので同じデザインの橋が3つあるのかな?

見た目重視なのかフェンスがメチャクチャ低いので走行すると死ぬほど怖いです。高所恐怖症ではないと思うんですが恐怖感がヤバかったですね。

しかも片側3車線で制限速度が時速100km。フェンスが低すぎるので軽く事故っただけでも海に落ちますw

常に干潟があるわけではない

まず思ったのは「全然干潟なんてないじゃん」です。

後で知ったんですが常に干潟があるわけじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!そんなことアフィカスサイトには一切書いてないんですけど、それ重要な情報じゃね?

アフィカスまとめサイトって役に立ちませんよね。あいつら経験を元にして書いてるわけではなく、ネットでググってテキトウにまとめてるだけ。コピーのコピーのコピーのコピーなので、情報が劣化しているし、滅亡してほしいです。

アフィカスはチャットGPT並みに信用できません。〇ねばいいのに

気象庁 | 潮汐・海面水位のデータ 潮位表 名古屋(NAGOYA)
気象庁が提供するページです

環境庁のHPに干潮の時刻が書いてありますが、月の引力で変化するわけなので日によって全然違います。

1日2回あって、この記事を書いている日だと深夜か午後1時ごろ。70cm以下の時に干潟が出るらしいので、70cm超えている日はダメです。

なので、午前中に行っても干潟なんてないわけです。

もう少し進むと白い建物が見えてきます。野鳥観察塔です。

1Fにも2Fにも観察用スコープが大量に設置されていて、どうせ誰もいないだろうなぁって思っていたんですが、おじいちゃんおばあちゃんが大量にいました

おしゃべりスペースになってるっぽいw

カメラマンは3人いました。微妙に人が見えると思いますが、あれが三脚を使って撮影しているカメラマンです。

ちなみにSONYのαを使ってました。レンズは200-600。

ちなみに私はサンニッパに2倍テレコン、600mmF5.6だけ持っていきました。

カメラマンがいたところに行くとフェンスもなくなり、もっと川に近づけます。

ちょっと川底がでていますが干潮になると、水がどんどん引いていくわけですね。

干潮まで3時間前でこの程度。1時間前とかに行くといいんじゃないでしょうか。

撮影した写真

撮影した写真をテキトウに貼り付けておきます。しょうもない写真しか撮れなかったので、本気で現像はしてないです。トリミングと明るさ調整程度。

基本的にいるのは定番の鳥だけでした。珍しいのはいなかったです。

  • カモ
  • カモメ
  • セキレイ

池がある公園なら必ずいるメンバーです。特にカモの数が多くて、メチャクチャ大量にいます。

餌食ってるわ。

いろんな色の首がいますが、これはオナガガモ。遊歩道の上から撮影しているので上から見下ろした写真になるのが微妙です。

なかなか同じ目線って難しいんですし、そもそもカモってカッコよく撮るのって難しいんですよね。水辺にいるので背景は水ですから。

同じ写真を量産しまくるだけなので、カモをみかけても一切写真撮らない人のが多いと思います。

地面を歩いていたハト。これはよく見かける外来種のドバト(胸が紫っぽくて伝書鳩に使われる方)ではなく、日本在来種のキジバトですね。

あまり見かけないです。

ハクセキレイは住宅街だろうが田んぼだろうが公園だろうが、どこにでもいるんですけど、こいつ海にもいるんですねw

カモの群れの中にポツンといる「ゆりかもめ」

600mmでは足りません。200-600に2倍テレコンつけて1200mmが必要かもしれません

飛んでるウ。カワウなのかウミウなのかは分かりませんw

ハクセキレイの飛行シーン。

α1II凄いですよね、こんなのにもAF合わせに行きますから。

木の上にいたヒヨドリ。こいつもどこにでもいますよね。見飽きてます。

三角のイカツイ髪型したこいつが「カンムリカイツブリ」です。あまり見かけないのでちょっとレアですね。様子のおかしい見た目してます。

 

以上が見かけた鳥全部です。

余りにも天気が悪くて、微妙に雨が降ってきたこともあって40分くらいで帰りました。そんなに広くないので、端から端まで歩いて10分15分程度ですね。

 

干潟になる時間に再チャレンジしたいところですが、どうなんですかね。

結局、カモしかいないなら微妙ですし、あと距離が遠いんですよね。気が向いたら晴れの日に1200mmで再チャレンジかな。

たぶん一番映えるのは飛行シーンだと思います、森の中で飛行シーンは難しいですが、海なので何も遮るものがありません。比較的簡単に撮れますが、でもバックが海か空なので映える写真が撮れるかは微妙な所だなって思いました。

コメント

  1. 吉田ファン より:

    やっぱり飛行シーンが素敵ですね。
    次回撮影に行かれるときは、飛行シーンをお願いします。

  2. GInsan より:

    カンムリカイツブリ 様子のおかしい見た目w

  3. 尾張の往来人 より:

    藤前干潟を味わうには、港区藤前の海岸に行かねば。稲永の野鳥観察館辺りはまだ庄内川河口辺りで、干潟は出来にくいです。干潟活動センターの辺がベストだと。イオン東茶屋店の前を海に向かって突き当たりのところです。
    補足(稲永辺りに、昔愛知機械が水上機を試験していた永徳スプリットと言う遺跡があります。海に向かってフロートで海に進水する為のスロープです)