【名古屋港】人生初の「工場夜景」撮影にチャレンジ!世界一カッコイイ工場を撮る!【愛知県名古屋市金城ふ頭】

夜景

撮り鉄も良いんだけど、やっぱり吉田製作所っぽい写真を撮りたいなぁっと思って、なんかいいネタねーかなとググってたら「工場夜景」というジャンルを発見。

工場=製作所っぽいし、若干昼夜逆転してるので深夜撮影できるのはありがたい。ということで工場夜景撮影にチャレンジです!

愛知県名古屋市港区 金城ふ頭

ここで問題なのは工場夜景を撮影できる場所というのは限られているということです。愛知県内に工場は無限にありますが、ボックス型プレハブみたいな工場を撮影してもバエません。

メカメカしいパイプやクレーン、そして煙突から煙や炎が出ている工場。そして24時間操業でなければいけません。

しかもフェンスなどで遮られていては撮影できないんですよね。そんな撮影ポイントは日本中探してもあまりありません。

東海地方で工場夜景が有名なのは三重県四日市市や静岡県の富士山付近。ただいきなり三重県や静岡県まで遠征しに行くには、撮影技術力が足りていません。

愛知県内で練習したいところです。1回でも経験があるのと無いのでは全然違いますから。

で、やってきたのが名古屋市港区の金城ふ頭です。レゴランドやポートメッセ名古屋(展示場)やJR東海のリニア鉄道館がある場所。

あおなみ線の終点駅があるところです。

金城ふ頭のいいのは、名古屋市営のコインパーキングがあります。

誰もいないので路駐したところで迷惑にはならないですが、パトカーが巡回していたので路駐するとパクられるかもしれないのでご注意を。

この駐車場メチャクチャ凄いです。とにかくデカイ。デカすぎる。こんなに巨大な立体駐車場はじめてみました。

建設費用200億円以上らしい。さすが金持ちな名古屋市、税金しゃぶ漬けです。

他の名古屋市営駐車場だとPM8時前後で閉鎖されるところが多いんですが、ここは24時間営業なのでありがたいです。

深夜1時に行きましたが、ほぼ車ゼロでした。

ちなみにここの駐車場は、なぜか人間は3階からしか出られません。1Fは全てフェンスで囲われていて、絶対に出られないようになってます。通用口みたいな一切ないんですよね。マジ意味わかりません。

そんなこと知るはずもない吉田はずいぶんと彷徨いました。案内があればいいんですけど、全然ないんですよね、なぜか。

結局、出方が分からなくて人間進入禁止の標識を無視して、車の出入り口から無理やり脱出したのは内緒です。

金城ふ頭中央緑地

撮影地は金城ふ頭中央緑地です。駐車場から10分くらい歩いたところにある小さな公園です。「緑地」という名前ですが、全く緑地感はなくて地面はコンクリです。

愛知県内の公園は「~緑地」という名前が多いのでコンクリでも緑地なんでしょうね、子供用の遊具とかもありません。ただの広い空き地です。

ちなみに公園の写真は激安折り畳みスマホで撮影しているので、キレイに撮影できていませんでした。カメラ性能の良いスマホが欲しいところ。ちょっとした記録写真を撮るのにいちいちミラーレス使うのはめんどくさいんですよね。

なぜここが撮影スポットとして良いのかというと海に面しているからです(名古屋港)。対岸側に工場地帯があって、ここからだと日本製鉄の名古屋製鉄所が真正面に見えます。

公園のどこで撮影するのがいいのかは難しいところですが、西の端っこが良いと思います(この写真で言うところの右奥)。そこから撮ると対岸が比較的まっすぐに写ります。

ちょっとした丘みたいな展望スペースもありますが、そこからだと対岸が斜めになるのでイマイチです。

AM1時頃に行きましたが、イチャラブカップルが体を寄せあいながら何かしていました。無視して近くに三脚をたててたら逃げるように去って・・・なんかゴメンね。

サンニッパで撮影してみた

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ネットの情報では工場までかなりの距離があると記載があったので、300mmF2.8(サンニッパ)を持っていきました。

単焦点なので使いにくいのはわかっていたんですが、値段が高かったのでどうしても使いたかったんですよねw

サンニッパで撮影したのがこの写真。切り抜きなしです。

手前に鉄鉱石を運ぶための船がありますが300mmではすべては入りきりませんでした。ちょっと望遠過ぎます。

電車撮影でも同じですが、こういう特徴的な被写体は切らずに写したいんですよね。もしくは、めっちゃドアップにするかの2択です。

サンニッパだと船全体を入れるのは無理だったので、船の右側を拡大した写真にしてみました。単焦点なのでトリミングしてます。

ドアップも悪くはないですが、ちょっと立体感にかけるというか奥行き感がありません。

ただ、引いた絵も欲しいのでやはり単焦点よりズームのがいいですね。単焦点のが画質がよさそうというか玄人感あるので無駄に使いたくなりますが不便なのも事実。

あと距離がかなりあるので空気の揺らぎます。ゆらゆらしているため単焦点でもそこまで解像感が出るわけでもありません。どうせ光源をファーーーってさせるために絞るので、レンズが明るいメリットも特にありません。

100-400ズームレンズで撮影してみた

サンニッパは現実的ではないなと考えて、予備で持って行っていた100-400に付け替えました。正直言って画質の差は全く感じませんでしたw

吉田といえば三脚否定派なので手持ち主義ですが、さすがに今回は長時間露光するので三脚を使用しています。

まぁ、手持ちでもISO感度上げて絞り開放ならギリギリ撮影はできます。1/4秒くらいなら根性出せば止められますからね。

ただし、絞り開放F6.3なので、光源のファーーーって感じは出ませんし、ISO4000なので画質も下がります。

その代わり、煙もクッキリハッキリ写りますし、海ゆらゆらしてるので、こっちの方が現実に近いかもしれません。

今回のベストショット

ベストショットに選んだのがこちらです。

やはり、この撮影場所の最大の特徴は船だと思いました。船全体を写すためにワイド気味に撮影しています。

ワイドに撮ると写真が地味になるので、F22まで絞ってファーーーって感じを強めに出してます。

ちなみにF11だとこれくらいのファーーー感です。やっぱりちょっと物足りないのでF20前後までは絞ったほうが良いと思いました。

あと雲の形が難しいです。

風の強さで雲が流れたり、上に上昇していったり様々です。なかなかいい感じの煙の形状になってくれなくて何回も撮影しました。

1回の撮影に1分程度かかるので、60枚の写真を撮るだけでも2時間・3時間はかかります。思っていたよりも待つ時間が長く感じて、ちょっとイライラしますよねw

悩んだのはワイドな方が良いのか、一部を拡大したほうが良いのかです。

これがなかなか悩ましくて、拡大したからと言ってカッコいいかは微妙なんですよね。

高台から見下ろす感じで撮影できれば拡大写真もカッコ良いかもしれませんが、ここでは真横からしか撮影できません。

真横からだと様々なものが重なってしまってよくわからない写真になってしまいます。なので、あえてワイドにして雲を強調したのをベスト写真として選びました。

あと、船を大きく映し過ぎると、船が主なのか工場が主なのか分からなくなります。

その他の写真

もう少しカメラを右に振ると別の工場がありました。おそらく日本製鉄ではない別会社の製鉄所だと思いますが、ここは30分おきくらいに謎の赤い光を放つというイベントが発生。

この赤い光なんなのかわかりませんが良い感じですよね。

ただし、この工場は高いフェンスが手前にあるので、煙突より上しか見えないのが残念です。あと煙突から煙も出てませんね。

名古屋港なのでコンテナ用のクレーンもたくさんあります。

クレーンを並べて撮影するのも定番みたいですが、なんかビビッと来なかったので適当に1枚だけ撮影して終わり。

船も止まっていますが、まぁ記録写真程度ですね。おーーって感じはしません。

 

撮影していて感じたのは長距離を真横から撮るよりも、

  • タワーの上から撮影する
  • 近距離で見上げるように撮影する

など、もうちょい工場が際立つ撮影をしたいなぁと思いました。

四日市の工場群には撮影にちょうどいい望遠タワーがあるらしいです。HPみたら三脚OKって書いてあったので、そこに撮影しに行こうかなと思ってます。

タワー上からティルトレンズでミニチュア写真撮っても面白いと思うんですよね

コメント

  1. 匿名 より:

    その他の写真の一枚目も日本製鉄です

  2. GInsan より:

    めっちゃきれいですね