初心者撮り鉄のワイ、東海道新幹線を世界一かっこよく撮ろうとした結果…【名古屋市笠寺駅付近】

愛知県

誰も興味ないのにブログを書き続ける男、どうも吉田です。

今回は、本気撮り鉄の第5弾。テーマは「新幹線をかっこよく撮りたい!」です。

新幹線の撮影自体は枇杷島分岐点で流し撮りをしたのですが、まぁこれは名鉄の撮影ついでにやってみた程度。2-3枚撮影した程度で納得いく写真は撮れていません。

なので、もう少しちゃんとした新幹線撮影をしてみたい!なぁということで撮影場所探しを始めました。

名古屋市笠寺駅付近で撮影

枇杷島分岐点付近の撮影場所は、新幹線と同じ高さ・目線で撮影できるのが魅力ですが、その代わりフェンスが写り込む問題がありました。新幹線の線路は在来線と違い非常に強固に囲われているからです。

風景鉄道写真などワンポイントで新幹線を写し込みたい場合はその条件でも良いかもしれませんが、今回は新幹線を主体とした迫力ある写真を撮りたい。

なのでフェンスの写り込みを避けられる新幹線を上から見下ろす場所が必要です。

これがなかなかありません。東海道新幹線は愛知県や岐阜県の多くで高架です。新幹線高架の上を通る道路、そういう道路は高速道路くらいしかなく歩行者が立ち入れる一般道は多くありません。

良い場所ないかなと思ってググっても撮影スポット情報は全く出てこなくて、、、あったとして静岡県とか気軽に行ける距離にはありませんでした。

なので地道にGoogleマップの航空写真で目視調査したところ最高なところがありました。

笠寺駅の近くにある道路。ここが新幹線の高架のさらに上を通っていました。広めの歩道もあり撮影しても邪魔にならなさそうです。

ここの素晴らしいのは、すぐ近くに駐車場があるんですよね。

地図の左端に巨大な駐車場があると思いますが、そこが1回500円で利用できます。何分止めても500円。10分でも500円、10時間でも500円です。

日本ガイシスポーツプラザ(名古屋市総合体育館)の駐車場だと思いますが、別に利用者以外でも使っていいと思います。ダメとは書いてなかったし有料だし、というか巨大すぎて死ぬほどガラガラなので多分大赤字だと思います(公営だからか無駄に有人です)。

訪れた時間は夕暮れ時です。

余談ですが、実はこの日、歯を失いました。大学生の時に虫歯になった歯が治療の限界を迎えて遂に抜歯です。

何年も治療し続けていたんですが、スルメ食ったらバキって折れてしまって、それが致命傷になりました。

根本に膿がたまっているから歯ぐきを剥いで骨に穴をあけて治療するとか言われたんですが、そんな怖いことはやめてくれと拒否して抜歯してもらいました。歯も折れてしまってほとんど残ってないですし、もう延命は無理と自己判断しましたw

その抜歯の治療をしていたので夕方になってしまったので、この時間です。

出血が止まりませーん

撮影場所ポイントは、アミアミがありました。

このアミアミ、全ての新幹線の線路上の道にあるんですよね。Googleマップで確認した限り、私がチェックした場所は全部この小さいアミアミがありました。

物を投げ込んだり、登って新幹線飛び込み自殺したりできないようにか、めっちゃ細かいのが欠点です。

ちなみにアミアミは新幹線線路の部分にしかありません。在来線にはどこも基本策はないですね。

試しに200-600ズームレンズで撮影してみたのですが、このレンズを使う場合は全くアミアミは写りこみませんでした。レンズの直径よりだいぶ小さいアミアミですが、意外に写り込まないものなんだなって思いました。

もう少し広角を試したくて100-400もテストしたのですが100mmだとダメでした。明らかにフェンスが写ります。写真の左下が若干ビャーーーってなってますよね。

許容できないレベルで写り込んでいるので、今回の写真は全て200-600で撮影しました。正直言えばちょっと望遠過ぎて撮影しにくかったです。

名古屋駅から近いとはいえ、それでも新幹線クッソ速いですからね。望遠だと一瞬で通り過ぎてしまいます。

ちなみに200㎜でこの程度の大きさで写ります。

あともう一つの問題は架線。上から撮影しているのでどうやっても写りこみますし、これがあんまり美しくありません。できれば斜めから狙って、できる限り写り込まなくしたいところですが、これがなかなか都合よく避けられないんですよね。

新幹線の全体を写そうとすると、どうやっても電線や電柱がかぶってしまうので、今回はドアップ写真で攻めることにしました。

そもそも東海道新幹線は全ての車両が16両編成なので編成写真は無理ですし、周りの風景もよくないですからね。

日の丸構図でど真ん中にドーーーン。これで行きます。

ドアップ新幹線写真

で、撮影した写真がこちらです。夕方に撮影したので夕日を生かしたエモい写真を目指しました。

すごく暗い仕上げにしていますが、これには理由があります。

東海道新幹線の車両は真っ白なので正直汚いんですよね。特に天井が酷い。お客さんから見える側面については洗車しているのかそこそこキレイですが、見えない場所は手抜きしてます。

なので、あまりくっきりハッキリ写すと汚れが目立って微妙です。

この場所は電車の上方向からしか撮影できないので、この汚れを目立たせないためにはダークな感じで仕上げるしかありませんでした。

ただ、この写真をXに投稿してから気が付いたんですが顔面部分に電柱の影が思いっきり反射して写り込んでいました。影も極太で目立つので、さすがに微妙です。

あと、ちょっとさすがに暗すぎるかなとも思います。

新たに写真を選び直して現像しなおしたのがこちらです。1枚目と色が違いますが、これは撮影位置が微妙に違うので夕日の当たり方が変化したからです。

1枚目の写真は夕日が順光気味で当たっているので全体が黄色いですが、この写真はちょい逆光気味なのでグラデーションになったのだと思います。これはこれでいい感じの色合いな気もします。

電車を撮影し始めて今回でまだ5回目ですが、電車撮影で「順光」は微妙な気がしています。順光だと陰影が付かなくてカッコいい写真は撮れない気がしています。もちろん真正面から光が当たったほうが全体的にハッキリクッキリ写るのでmぱっと見はキレイな写真になると思うのですが、ただそれだけなんですよね。

ただし、この写真完ぺきではありません。電線と支柱が顔面に被ってます。

もちろん被ってない写真もあるんですが、被ってない写真は1枚目の写真のように顔面に電線の影が反射していました。

影の反射と支柱の写り込み、秒間30コマで連射しまくったんですがそれでも両方を満たすのはありませんでした。

ベストショット

この被りをどう対処したかというと、、、少しチートですがフォトショップのAIで消しました。電線は気にならないのでそのまま、支柱だけ消しています。

このフォトショップでいじくった写真が今回のベストショットになります。

黙ってればいじったことが分からない程度には仕上がってると思います。

写真をどこまで編集していいかは人それぞれだと思いますが、別に写真コンテストに応募するわけでもないので何してもOKだと思います。自己満ですから。

あともう一つ気に食わないのありました。ノーズ部分が汚いです。泥汚れヤバい。これもフォトショップでゴニョゴニョすれば消えるかもしれませんが、あまりいじりすぎても違和感が強くなりますし、めんどくさかったのでやりませんでした。

ISO25600の世界

ちなみに構図的にはこの写真のが好みなのですが、日の入り直前に到着してしまったせいで、、、数枚とったら、すぐに真っ暗になってしまいました。

完全に日が落ちて真っ暗な状態で撮影したのでISO25600です。

もう少し明るい写真に仕上げたいところですが下手に明るくすると高感度特有のノイズや違和感・解像感のなさが目立ってしまいます(AIノイズ除去済みでも)。

α1IIは5020万画素もあるからか高感度に弱い気がします。ISO12800はギリギリ使えますが、アーサー25600は使えません。全く無理です。

新幹線は速度が速すぎるので高速シャッターを切らないとブレてしまいます。なので少しでも明るいレンズが欲しいところなんですがバカ高い。ヨンニッパ欲しいですが200万円、絶対買えません。

あと、どの程度までシャッタースピード下げていいのかはよくわかってません。この場所では1/1000は止まりました。それ以下は試している間に真っ暗になったので帰りました。

α1IIとは言え、あまりにも真っ暗だとAFも合いません。この暗さだと被写体認識も機能しません。

コメント

  1. どこかしらの未成年 より:

    歯磨き、大事

  2. 那士 より:

    > 東海道新幹線の車両は真っ白なので正直汚いんですよね。特に天井が酷い。お客さんから見える側面については洗車しているのかそこそこキレイですが、見えない場所は手抜きしてます。

    手抜きしてるというか、高圧の架線が通っているので洗車不可能なんですよね