【セントレア】光り輝く「飛行機写真」と「カワセミの飛び込みシーン」を撮りたい男の戦い【愛知県】

愛知県

写真撮影を始めた理由はダイエットですが、ダイエット目的で何となく写真撮影していても続けられないので目標(やりたいこと)を決めました。

  1. 中部国際空港でカッコイイ飛行機写真を撮りたい
  2. カワセミの飛び込みシーンを高画質に撮影したい
  3. 自衛隊の航空祭に片っ端から参加する
  4. 観光も兼ねて遠くまで撮影にしに行きたい
  5. ガチな鉄道風景写真を撮ってみたい

並行して進めていこうと思っていますが、昨日(金曜日)は天気が良かったのでカワセミ撮影とセントレア撮影をしてきました。

カワセミとの闘い

野鳥撮影の王道というか一番人気なのはカワセミですよね

木に留まっているカワセミを撮影するのは実は簡単です。池がある公園になら確実にいるし、色が鮮やかなので見つけるのも簡単です。

キーーーーーっという特徴的な鳴き声を叫びながら飛び去りますからね。「あ、カワセミ声がする!」っとすぐ気が付きます。

ただし、スズメサイズなので大きくキレイに写すには超望遠レンズが必要。あんまり近寄らせてくれないので600mmでも厳しい。800mm、または高解像度カメラで大きくトリミングするか。

飛び立つシーンも比較的簡単です。一眼レフ時代と違ってミラーレスカメラには「プリ撮影機能」が搭載されている機種が増えています。

シャッターを半押しすると1秒前や0.5秒前の写真を常に記録し続けてくれる機能で、シャッターボタンを押した瞬間から1秒前(機種によって違う)までを遡って記録してくれます。

ただし電子シャッターになるのでローリングシャッター現象でゆがんでしまう機種もあるので注意が必要ですが、α1IIの場合はローリングシャッター現象は起きません(厳密には起きてるのかもしれませんが気になったことは1回もない)。

ホバリングも撮影難易度は高くないです。カワセミは枝から直接飛び込むのではなく、一回空中でホバリングしてから飛び込む時もあるんですよね。

ただしあまり頻度が高くない印象なので、その場面に出会えるかはウンです。

で、問題は飛び込み前後です。これは難しい。何となく撮影はできますけど、ガチ勢みたいな超高画質な写真は撮れてません。

とんでもなくスピード早いんでカメラの性能がいくら向上しようが、こればかりは技術力が必要そうです。

正直、電車や飛行機は最新のカメラを使えば何も技術力はいりません。構図やシーン・RAW現像のセンスは必要ですが、撮影自体は非常に簡単です。

新幹線や戦闘機も見かけ上のスピードはそこまで早くありません。でもカワセミはそれらと比べ物にならないほど早い。

ワイドなレンズで小さく映して、大きくトリミングすれば撮れるんですけど、5000万画素でも解像度足りません。2億画素くらいほしいですねw

これらは全部手持ちで撮影していますが、さすがに限界を感じているので一脚か三脚を導入しようかなと考えてます。

あと撮影場所を見つけるのも必要です。カワセミはどこにでもいますけど、撮影しやすいかは別問題です。昨日撮影した場所は「逆光」「通路が狭い」んですよね。長時間の三脚は迷惑すぎて使いたくはないです。

そんな感じで、カワセミの飛び込みシーンとの闘いを今後進めていきます。現状の機材はお散歩野鳥撮影用なので、そこの見直しも必要かもしれません。

使用機材メモ

  • α1II
  • FE 300mm F2.8 GM OSS + 2xテレコンバーター
  • FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS

中部国際空港との闘い

午後からは中部国際空港で撮影をしました。ここは展望デッキと滑走路の距離が近いことがウリですが、それだけなんですよね。

基本的に逆光ですし、死ぬほど風が強いですし、ワイヤーフェンスが邪魔ですし、背景は海です。

離着陸の機体を記録的に撮影するのは容易ですが、ただそれだけです。

あと海の影響なのか、結構空気がモヤモヤしてますね。これ600mmですがあまり画質が良くないです。

普通にそこら辺を歩いている飛行機を撮っても、うーん感じだし。

モロ逆光なのを生かして、太陽を入れるのが一番いいのかなっと思ってます。

ターミナル1にセントレアフォトコンテストの作品が展示されていますが、受賞作品は基本的に夕方ですね。太陽が入っているかどうかは別として、このオレンジっぽさを生かしている作品が基本選ばれてるというか、これしか作品として仕上げられないんでしょうね。

今の時期は夕日の時間帯に離陸する飛行機があまりないので、この一枚しか撮れませんでしたが、こういうのカッコいいと思いますね。

中部国際空港といえば船ですから、船も入れたいところです。

あとフレア・ゴーストをどう防ぐか?手持ちだと厳しいので三脚で発生しない角度で固定する必要がありそうです。

ベストショットは光り輝く中国東方航空

で、今回のベストショットがこちらにしました。光り輝く中国東方航空。

また、過剰レタッチ・不自然RAW現像してしまったけど、好きなんだからしょうがないじゃん。インパクトある方が好きなんだもん💛

さすがに彩度高すぎるのでマイナス側に補正。さすがに過剰編集の定番である赤っぽすぎる気がする。

編集を最小限にした場合(暗部UP程度)。

もっと暗くするとか

ちなみに元データ。鬼逆光なのでギリギリ黒潰れない程度で撮ってます。まぁ、こういう悩む写真は元写真が微妙ってことだけど、どうせ過剰レタッチするなら振り切ったほうが良いなとも思いました。中途半端だとなんか不自然って感じがするけど、振り切ってたらそういう表現なんだなって思えてきますからね。

何が言いたいかというと、あくまで今回のベストショットがこれだって話で、現実は全部ボツってことだよ!!!!!!!

そんな感じでまだ納得いく写真は撮れていないので、今後もちょくちょく撮影しに行こうと思ってます。セントレアとの闘いは長くなりそうです。

使用した機材メモ

  • α1II
  • FE 300mm F2.8 GM OSS + 2xテレコンバーター(超望遠、着陸前後)
  • TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD(広角ー望遠、太陽を入れた写真)

※全ての写真がトリミング、RAW現像しています。トリミング前提でワイドに撮影して、編集で調整できるようにしています。

コメント

  1. イイダ より:

    吉田さんこんにちは。
    ダイナミックな構図や、時には繊細さを感じられる、吉田さんのお写真が大好きです。
    被写体がど真ん中にある、吉田さんのおっしゃるところの「日の丸構図」が特に好きです。
    数年前、一眼レフカメラを購入して写真に挑戦しましたが、私には扱いがとても難しくて続かず、カメラも売ってしまいました。
    写真がどれだけ奥深くて難しいか、私なりに理解しているつもりなので、吉田さんの感性や技量には尊敬するばかりです。
    これからも吉田さんのお写真、楽しみにしています。
    長文失礼しました。

  2. しがないカメラマニア より:

    こんにちは。普段から動画・ブログの拝見しております。私は以前より吉田さんのカメラレビュー動画を視聴しており、非常に参考になる動画だと思って視聴していましたが、その際(超望遠レンズの動画だったかな)の写真も非常に美しかったので、今回のブログも毎記事拝見させていただいています。動画・ブログどちらもカメラネタは振るわないようですが、私は楽しみにしていますので、ダイエットの方も頑張っていただいて、ブログの方書き続けていただきたいなと思っています。応援してます。

  3. のの より:

    学生時代に知多半島の先の方に住んでいて、海越しにセントレアを眺めていました。もう10数年前に卒業したのですが、思い出す風景はいつも夕方だったので、吉田さんの写真を見て思わず涙が出そうになりました。たまたまではありますが、とても懐かしい気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいです。
    また次の写真も楽しみにしています。