【GPU内蔵Ryzen】スペック・性能・価格・パーツ構成例まとめ(Ryzen G 2000シリーズ/Raven Ridge)

自作パソコン界の神、ヨシダです。

デスクトップPC向けAMD RyzenシリーズのGPU内蔵版「Ryzen 2000シリーズ(Raven Ridge)」が2018年2月13日午前10時より販売が開始されました。

ローエンドの「Ryzen 3 2200G(4コア/4スレッド)」とミドルエンドの「Ryzen 5 2400G(4コア/8スレッド)」の2種類が販売されます。

内蔵GPUの性能は過去最高レベルのもので、Ryzen 5 2400Gに搭載されるRadeon Vega 11はNVIDIA GeForce GT 1030クラスと言われています。

解像度や設定次第では最新のゲームも遊べるほど高性能なGPUが搭載され、値段もお手頃なので注目されている方も多いと思います。

そこで、Ryzen 2000シリーズのスペック・性能・価格・パーツ構成例をまとめてみますので、参考にどうぞ。

Ryzen 2000シリーズのスペックと価格

まずはRyzen 2000シリーズの主要スペックです。

Ryzen 3
2200G
Ryzen 5
2400G
コア数 4コア
4スレッド
4コア
8スレッド
動作周波数 3.5GHz
TB3.7GHz
3.6GHz
TB3.9GHz
キャッシュ 2+4M 2+4M
サポートメモリ
(MAX)
DDR4-2933 DDR4-2933
i5-8400比較の性能
(6コア/6スレッド)
(実売2.2万円前後)
CPU:6割の性能
GPU:2.4倍の性能
CPU:9割の性能
GPU:2.8倍の性能
内蔵グラフィック Vega 8(8コア)
1,100MHz
GT1030比較で8割程度
Vega 11(11コア)
1,250MHz
GT1030と同じくらい
ソケット Socket AM4 Socket AM4
実売価格(税込) 1万4,000円 2万2,000円

※従来のRyzen用マザー(Socket AM4)が使えますがBIOSのアップデートが必要です。
※どちらも倍率ロックフリーなのでオーバークリックも楽しめますが、あまりOC耐性は高くないみたいです。
※他社製CPUやGPU比較の数値はこちらのベンチマークを参考にしてます。
※GPUの性能をフルに発揮するには高速なメインメモリーが必要です。

販売価格

Amazonの販売価格は以下のとおりです。最新情報はクリックして確認してください。

Ryzen 5 2400Gの価格は、より高性能(CPUの)なIntel Core i5-8400(8コア/8スレッド)と同程度なので、予想していたよりはコスパはよくないです。

ただし、第8世代Core iシリーズのマザーボードは高額です。全体としてみるとRyzenシリーズで組んだ方が安価です。

CPU性能

Ryzen 1000番台(内蔵GPUなし版)と同程度と考えると、CINEBENCH R15のベンチマーク数値(マルチスレッド)は

  • Ryzen 3 2200G
    800前後
  • Ryzen 5 2400G
    1000前後

競合他社と比較すれば、Ryzen 5 2400Gのマルチスレッド性能はCore i7-7700に近く、シングルスレッドではCore i5-7500に近い性能と予想されます。

Ryzen 5 2400Gの性能は、ほとんどのユーザーにとって必要十分すぎる性能であると言えるでしょう。

グラフィック性能

前述しましたが、Ryzen 5 2400GのRadeon Vega 11はNVIDIA GeForce GT 1030クラスです。

1030の性能は、ざっくり言うと、

  • GeForce GTX750
  • GeForce GTX650Ti
  • GeForce GTX295
  • Radeon RX550
  • Radeon R7 360

と同程度なので、設定を調整すれば最新ゲームも十分遊べると思います。もちろん、4K解像度でゲームするなんての無理がありますが、HDなら多くのゲームが快適にプレイできると思います。

なお、Intelの内蔵グラフィック比では3~4倍の性能があると考えらえます。

ライトなゲーム用途やオフィス用途なら十分すぎる性能でしょう。

グラボなしで運用してみて、不足を感じるようであれば後からグラボを追加するといった使い方もできます。やはり内蔵グラフィックがあるコストメリットは非常に大きいです。

【追記】ベンチマーク結果

大手IT系ニュースサイトにベンチマーク結果が出ています。もっと詳細な数値を知りたい方は以下のサイトを参考にしてください。

参考記事

要約すると

  • Ryzen 5 2400G
    i5-8400の内蔵グラフィックの2.8~2.9倍の性能
    i5-8400のCPU性能の9割程度の性能
    GeForce GT 1030と比較でほぼ同等の性能
  • Ryzen 3 2200G
    i5-8400の内蔵グラフィックの2.4~2.5倍の性能
    i5-8400のCPU性能の6割程度の性能
    GeForce GT 1030と比較で8割程度の性能

Ryzen 5 2400Gの性能は想像以上にいい結果ではないでしょうか?

GPU内蔵Ryzenは低コストで必要十分な自作PCを組みたい方に最適な選択肢だと思いました。

 

参考記事

こちらの記事も参考になります。

【追記】Ryzen Gでどのくらいゲームができるのか?

こちらの動画が参考になります。有名ゲームを実際にプレイしているので雰囲気が良くわかります。

  • GPUはGT1030より少し低い
  • PUBGとFF15のフルHDは設定最低でも無理
  • ゲームは720P、画質最低設定が現実的
  • メモリが遅いからゲームのローディングが長い
  • グラボ載せるならRyzen 1000番のが良い
  • OCは厳しい
  • メモリが速くないと十分なGPU性能を発揮できない
  • ドライバーの安定性が悪い

720P(HD)まで画質を落としてゲームすれば、そこそこプレイできそうですが、フルHDでは厳しそうです。

最新ゲームをプレイされる方は、Ryzen 5 1400+グラフィックボード(GTX1060あたり)が無難だと思います。

一方で、「簡単なゲームをプレイするくらい」や「全くゲームをしない」方には外部グラボなしでいけるRyzen 3 2200Gは低コストでオススメです。

Ryzen 2000シリーズの自作PCはどれくらいの価格で組めるのか?

自作PC好きには2種類あると思います。

  • とにかく高性能!
  • とにかくコスパ!

Ryzen 5 2400GやRyzen 3 2200Gは、コスパ重視派向けですよね。どのくらいの価格で組めるのかは重要な要素です。

できるだけ低コストな構成で、どのくらいの費用で自作PCが組めるのか計算してみましょう。

想定される構成例

パーツ品番 想定価格
(税込)
CPU Ryzen 5 2400G 22,000円
マザーボード ASRock AB350M-HDV
(B350チップセット/Micro ATX)
6,800円
メモリ CFD PC4-17000(DDR4-2133) 4GB×2枚 12,000円
ストレージ Samsung MZ-7LN120B/EC
(2.5インチSSD 120GB)
5,800円
電源 Thermaltake TR2 450W V2
(80PLUS BRONZE)
4,700円
PCケース SAMA MK-01W
(ミドルタワー、Micro ATX用)
3,500円
OS Windows10 Home 64bit 日本語版
(Amazon発送、DSP版、LANアダプター付)
14,000円

※想定価格は執筆時のAmazon価格を参考にしてます。
※マザーボードは生産時期によってはBIOSアップデート要。アップデートにはRyzen 1000番シリーズが必要です。

以上の構成で・・・・

Ryzen 5 2400Gの場合、

  • OSなし:49,000円
  • OSあり:63,000円

Ryzen 3 2200Gの場合、

  • OSなし:41,000円
  • OSあり:55,000円

Ryzen 3であれば、モニター含めても7万円以下。非常に魅力的な価格で組めますね。

(おまけ)構成部品の選定理由

高価格なマザーボードは必要ないので映像出力付きのSocket AM4マザーで一番安かったこれをチョイス。Ryzen2000シリーズに対応していないと思うので、BIOSアップデートが必要だと思う。

通常の使い道では8GBで必要十分。メモリーが足りなければ後から増設するか、予算に余裕があれば16GB積むのもありだと思う。

信頼と実績のサムスン製を選択。他社でも同じくらいの値段なので好みのブランドを選べばいいと思う。コスト重視で120GBを選びましたが、できれば250GB以上は欲しいところです。

低価格電源の中でAmazonのレビュー評価が飛びぬけて高いため。後からグラボを搭載したとしても、450Wもあれば必要十分です。

最も安価だったから。側面がアクリル製で透明。マイクロATX用で少し小型なのが魅力。ケースは好みなので好きなの選んでくださいw

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