Shuttle製小型ベアボーンでサーバー自作 ~コンパクトな自宅サーバー構築①~

2017年2月4日自宅サーバー運営

2017年のネタンクのテーマは「DIY」です。コストは度外視にして、何でも自分でやってみようと思っています。

そこで、今回はネタンクを公開しているサーバーを、共有型レンタルサーバー(エックスサーバー)から自宅サーバーへ移管してみたいと思います。

もちろん、ブログを自宅サーバーで公開することは、コストも掛かるしリスクも高いため、正直言って、あまりメリットはありません。

自己満足の世界ですが、それがDIYです。

今回の記事ではShuttle製のコンパクトなベアボーンを使ってサーバーを組み立てたいと思います。



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サーバーはコンパクトにしたい!

以前、自宅サーバーでブログを公開していた時のサーバーの様子がこちらです。

サーバーをスチールラックに設置していたときもあります。

写真を見てわかるように、かなりのスペースを占領していて、かなり邪魔でした。なので、今回はできるだけコンパクトなサーバーに仕上げたいです。

サーバーにはShuttleの超小型ベアボーンを採用!

ブログソフト「WordPress」を快適に動作させるにはそれなりのスペックが必要です。自宅サーバーに性能は必要ないという方も多いですが、実際にやってみればわかりますがCeleronやAtomでは遅すぎて話になりません。

今使っているレンタルサーバーより動作速度が遅くなるのは嫌ですから、CPUにはデスクトップPC向けのCore i5を採用したいと考えています。そのCPUが積めるPCケースで一番コンパクトなものを探しました。

アマゾンで探しまくった結果、Shuttleのベアボーンキットを買いました。僕が買ったモデルはHaswell Refresh対応のCore iシリーズ(第4世代)が使えるDS81です。

ほぼ同じ価格でSkylake(第6世代Core iシリーズ)が使えるDH110もありますが、Linuxで運用する都合から不具合の可能性が低い「世代の古いCPU」にしました。

 

サーバー組み立てに使ったパーツ

ベアボーンキット

ケース・電源・マザーボードがセットになって2万円。すごく安いですよね。

コンパクトですが、なぜか有線LANポートが2つ付いているのでサーバーにすごく向いています。

CPU

ベアボーンの対応CPUがTDP65W以下に対して、ミスってTDP84WのCore i5 4460を購入してしまいました。冷却性能や電源容量に不安がありますが、買い直す金はないためこれを使います。

メモリー

DS81はノートパソコン用のメモリーを使います。メモリーは2枚差さりますが、とりあえずはDDR3 4GBを1枚で様子見です。足りなければ追加で4GBを差す予定。

(メモリーは手持ちのものを使いました)

ストレージ

ストレージは東芝製SSDを採用。できるだけ静音にしたかったため、HDDは避けました。

また、ベアボーンキットDS81には2.5インチタイプのHDDが1個しか設置できないため、RAIDは組めません。

(SSDは手持ちのものを使いました)



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サーバー組み立て

写真だと伝わりにくいですが、ShuttleのベアボーンDS81はものすごく小さいです。マウス6個分くらいの大きさしかありません。

これで、TDP65WまでのCore iシリーズが搭載できます。低消費電力版のCore i7も搭載可能。すごいです。

まぁ、僕はミスってTDP84WのCore i5を買ってしまったので、動作対象外ですが・・・気にせず組み立てていきます。

背面のポート類。ディスプレイポート2ポート、HDMI1ポート、USB3.0 2ポート、USB2.0 2ポート(前面にも2ポートある)、有線LAN 2ポート、RS-232ポート2ポートです。

今時RS-232ポートがついているのも珍しいですが、工場などの検査機制御用PCとして使うことも想定しているのでしょうね。

ネジを2本を外すと開きます。作りはかなり良い感じ。高温にも耐える設計らしく、全て固体コンデンサを使用しているようです。

ファンは薄型のものが2個。

CPUを取り付けるためにCPUクーラーを外します。ネジ4本で止まっているだけなので、簡単に外れました。

CPUをセットして放熱グリスを塗布。

付属のシリコングリスは伸びが悪くてイマイチな感じでした。品質が心配なので、拭き取って手持ちのグリスに変更。

ヒートシンクをもとに戻します。

次にメモリー。差すだけ。

SSDは金具にネジ止め。電源とケーブルを繋げばOK。

あとは、蓋閉めて完成です。すごく簡単で少し物足りない感じですね。

TDP84WのCPUは使えるのか?

問題が一つあります。CPUのTDPが84Wに対して、ベアボーンはTDP65Wまで。問題なく使えるのでしょうか?

BIOSは問題なく起動。

電源の容量的に心配なので、ターボ・ブーストはOFFにしました。

ちなみに、電源はACアダプタタイプで90Wです。

Windowsをインストールしてベンチマークで負荷をかける

問題なく動作することを検証するためにWindows7をインストールしてCinebenchを実行してみました。

特に問題なく完走して、スコアは504でした。性能的には第三世代のCore i7(下位モデル)と同等レベルで、最新のCore i7の半分くらいです。

連続10回Cinebenchを実行してみましたが、CPU温度は最大で75℃までしか上がりませんでした。

この時のCPUファンの回転はMAXまで到達していなかったため、まだまだ冷却性能には余裕があるようです。

CPU使用率100%でも、ほとんどファンの音がしないほど静音性は高いです。インテル純正のCPUクーラーより静かで冷えるくらい。

コンパクトケースなのにすごい!

消費電力は63Wでした。ACアダプタのDC出力が90Wなので、電力的にも全然余裕ですね。

TDP84WのCPUは使える

結論としてはTDP84WのCPUは使えました。ミスって仕様外のCPUを買ってしまいましたが、問題なくサーバーとして運用できそうで、一安心です。

ただし、Windowsマシンとして運用する場合は注意が必要です。今回はあくまでCPUに負荷をかけただけで、CPU内蔵グラフィックに負荷をかけていません。

CPU内蔵グラフィックをフルに使うと、インテル純正のリテールクーラーでも冷却性能が不足するくらい発熱しますから、多分安定して使えません。電源も足りなくなる可能性が高いです。

あくまで、CPU性能しか使わないサーバー用としてTDP84WのCPUが使えるというだけですので真似しなように。

 

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