機能性表示食品とトクホ(特定保健用食品)の違いまとめ

s-img_20161018_193528

ヨーグルトを食べていたら「機能性表示食品」と言う表示があることに気が付きました。

よく見かける特定保健用食品(トクホ)なら知ってるけど「機能性表示食品」初耳なので違いを調べてまとめてみました。

スポンサーリンク

機能性表示食品とトクホの違い

健康機能表示食品とはトクホと同じように食品の機能を表示することができる仕組みで「ビフィズス菌がお通じ改善に役立つ」などの表示をすることができます。

基本的に同じような制度ですが一部異なる部分もありますので、機能性表示食品とトクホの違いについてまとめました。

認可の必要性の違い

トクホと健康機能表示食品の最大の違いは消費者庁の認可を得ているかどうかです。

  • トクホ:消費者庁の認可が必要
  • 健康機能表示食品:消費者庁への届け出だけでOK

どちらも、科学的根拠や安全性のデータが必要ですが、トクホは消費者庁が提出されたデータを審査しますが、健康機能表示食品は販売の60日前までに科学的研究結果と合わせて消費者庁に届け出するだけでOKです。

消費者庁のお墨付きがあるのがトクホ、商品販売業者の責任で表示しているのが健康機能表示食品となります。

当然、トクホでは国のお墨付きを貰う制度のため人を使った有効性や安全性のデータ収集が必要で多大な費用と時間が必要です。トクホを取得するのに2年程度かかるという問題がありました。

そのためトクホとして認可される製品が少ないという問題が起きていて、それの対策として業者責任で機能表示できる「健康機能表示食品」が2015年から開始になったようです。

有効性・安全性の評価

有効性や安全性の評価にも違いがあります。

  • トクホ:最終製品による人間での試験を実施して根拠を示す必要がある
  • 健康機能表示食品:論文や文献の引用によって根拠を示しても良い(十分なコンセンサスがとれている必要はある)

トクホは最終製品で試験を実施する必要がありますが、健康機能表示食品では論文や文献を根拠にしても良いため若干信頼性に劣るかもしれませんね。

マークの有無

s-cb_0059s-cb_0061

トクホではおなじみのマークを表示することができますが、健康機能表示食品にはマークがなく「健康機能表示食品」と書かれるだけです。

  • トクホ:マークあり
  • 健康機能表示食品:マーク無し

届出内容の情報公開

トクホは届け出内容を公開する必要はありませんが、健康機能表示食品は情報公開が義務づけられています。

  • トクホ:情報公開の義務無し
  • 健康機能表示食品:情報公開の義務あり

消費者庁の審査を受けていない健康機能表示食品では根拠をしっかりと公開することが求められています。

健康機能表示食品の届け出は全てこちらのページで公開されています。

トクホと健康機能表示食品の違いまとめ

トクホ 健康機能表示食品
国の審査 あり なし
有効性の評価 最終製品での試験必須 論文や文献で根拠を示してもOK
マーク トクホマークあり なし
情報公開 必要ない 必須(消費者庁HPで公開)

トクホと健康機能表示食品は同じような制度ですが、国の審査があるトクホの方が信頼性が高いモノとなっています。

健康機能表示食品に関しては、「科学的根拠の示し方が不十分」「チャックが甘い」などの指摘もあります。

表現内容が運用指針である程度は定められているものの、あくまで企業の自己責任で、国が「お墨付き」を与えるわけではない。主婦連合会(東京)は4月中旬、「国は健康被害のリスクを全面的に消費者に負わせている」と主張し、消費者庁に対して、情報収集体制の整備と公表、商品の表現の工夫などを求める意見書を提出した。

読売オンラインより引用

どちらにしても、本当に効果があるかどうか信じるのはあなた次第ってところですかね。

【参考文献】
スポンサーリンク
機能性表示食品とトクホ(特定保健用食品)の違いまとめ
この記事が気に入ったら
いいね!をお願いします<(_ _)>
コメント欄は廃止しました。ご意見・ご感想はツイッターでお願いします。
関連コンテンツ