【sd QuattroのAF】精度は十分だが速度は激遅(レビューその4)

今回はsd Quattroレビューシリーズの最終回。

皆さんが気になっていると思うオートフォーカススピードや精度について書きたいと思います。

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オートフォーカスの速度

SIGMAさんは小さな会社でキヤノンやニコンなどの大手カメラメーカーのような技術力がない。そのため、オートフォーカスのスピードの遅さは有名な話。

sd Quattroでは位相差検出とコントラスト検出の2方式を使用するなど、以前の機種に比べて大幅に改善されているという噂を聞いていました。

しかし、僕的に言わせればAFはとてつもなく遅いですよ。正直言って。

sd QuattroのAF速度動画

AFスピードについて口で説明しても伝わらないと思うので、動画を撮ってみました。レンズはキットレンズの30mm F1.4です。

カメラの設定はほぼ初期設定のまま。僕の部屋にあるベッドの木の部分を狙ってます。

動画を見てもらえばわかると思いますが、ウィーン・ウィーン・ウィーン・ビビ・ビビ・ビビ・ピって感じの動きで、AF速度は早くて1秒、遅いと2秒位かかります。

例えば、僕がメインで使っているオリンパスのミラーレス一眼OMD-EM5Ⅱ(コントラスト方式のみ)だと、ウィ・ピって感じで一瞬でピントが合いますから、全然違うわけですよ。

sd Quattroは一昔前の一眼レフカメラのライブビューモード時のAF速度くらいですね。ミラーレス一眼としては圧倒的にAF速度が遅いです。

ギリギリ実用範囲ないのAF速度

動画で見てもらった様に、sd QuattroのAF速度はめちゃくちゃ遅いです。

でも、使えないかと言われればギリギリ実用範囲の速度ではあると思っています。もちろん、動いている被写体をAFで狙うのは無理ですが、僕がメインにしている物撮りであれば何ら問題はありません。

ただ、AFって100%合焦するわけではなく、たまに外れるじゃないですか。その時にもう一回シャッターボタンを半押ししてAFを動作させようとすると、またウィーン・ウィーン・ウィーン・ビビ・ビビ・ビビ・ピって感じの動きを再度するんです。

OMD-EM5Ⅱの場合は大体ピントがあっている状態でAFを動作させると一瞬でピントが合うんですよ。しかし、sd Quattroは全くピントがあっていないような状況と同じような動作を繰り返す。

結構イライラしますね。

まぁ、これはSIGMAだから許されるAF速度であって、Canonやニコン、パナソニック、ソニー、オリンパス、ペンタックス機だったらボロクソ批判しますがね。

オートフォーカスの精度

SIGMAの以前の一眼レフ機はAFの精度が悪いと有名です。SIGMAのカメラはピントが合わないってのが一般的な評価でした。

しかし、sd QuattroのAFは激遅ですが正確です。コントラスト方式を採用しているので当然といえば当然ですが、同業他社と同等レベルのAF精度はあると感じています。

ただし、ノッペリとしたコントラストがはっきりしない被写体は結構迷いますね。他社のミラーレスも同様ではありますが、sd Quattroの場合はAF速度が遅いためAFが一発で合わないとよりイラッとします。

マニュアルフォーカス時のピーキング機能は便利

オートフォーカスの速度が遅いので、ピントが上手く合わなかった時などにマニュアルで調整したりします。

キットレンズのSIGMA 30mm F1.4 DC HSM | Artはフルタイムマニュアル対応なのでAFモード時でもマニュアルフォーカスが効きます。

s-P7150002

そんな時に便利なのが、フォーカスピーキング機能。フォーカスがあっているところに色を付ける機能です。

他社のカメラにも普通に搭載されている機能ですが、SIGMAの場合は白・黒・赤・黄色から選べます。

僕は無難で区別しやすい赤を選択してます。

s-P7150003

わかりにくいですが、一部が赤になっていると思います。

正直ってsd Quattroのファイダーは画質は劣悪ですから、ピントがあっている場所がよくわかりません。

だから、フォーカスピーキングは必須です。

sd Quattroを買おうと悩んでいる方へ

sd Quattroを買おうか悩んでいる方へ伝えたいこととしては、AF速度はハッキリってゴミレベルです。一応、精度は高いから使えるけどめっちゃ遅い。AFが早い最近のカメラを使い慣れている人にとっては相当イラッとすると思います。

だから、動く被写体でAFを使うのは不可能に近いと思います。運動会や飛行機、電車など動き者を撮りたいと思っている人は止めたほうがいい。

いくら画質が良くてもピントがあっていなければ話になりません。動く被写体を撮りたいならキヤノンのカメラを買ったほうが幸せです。まぁ、置きピンするって方法もあるけど、やっぱりAFは使いたいでしょ。

一方で、風景写真など止まっている被写体であれば問題ありません。遅いけどちゃんと合焦しますからね。AFを使わずにマニュアルで微調整するって方も多いでしょうし。

マウントコンバーターがある!

シグマさんも自社のカメラの限界を理解しているようで、シグマSAマウントのレンズをソニーEマウントに変換するマウントコンバーターなる商品を販売しています。

これは電子接点付きのマウントアダプターだから、ソニー機でオートフォーカスももちろん動作します。

だから、風景などの止まっている被写体はsd Quattroで撮影して、夜間や動く被写体はソニーのαシリーズでシグマのSAマウントを使うってのがいいのかもしれません。

おすすめのソニー機は α7 II かな。sd QuattroはAPS-Cサイズですから、フルサイズ憧れるじゃないですか。まぁ、キットレンズはAPS-C用だけどね。

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sd Quattroの記事をいろいろ書いています。

sd Quattroの購入はアマゾンからどうぞ。レビューなども参考になると思います。

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コメント

  1. 通りすがり より:

    他社のデジカメの方がAF速いとか言ってますが、ベイヤーセンサーは安いので他社はこぞって使用されていて、AFの設計情報の基礎部はいろんなメーカーからの蓄積があるためAF部分を高速動作させるための開発マニュアル等が存在します。

    またセンサーび価格が高いフォベオンセンサーはSIGMA(他社にも売り込んでいるとは思いますが)のみでAF等の蓄積スピードが速くないため、フォベオンセンサーでAF高速化するノウハウがなく、今の時点でAFを高速化してしまうと極省のピンボケ発生し映りに障害が出てしまうためあえてAFの高速化をしなかったと思います。
    また、ベイヤーセンサーは単独でAF専用CPU搭載可能なので(べーヤーセンサー機のみ搭載可能)高速AF化可能で多少ピンとボケてもセンサー+エンジンCPUで補正されてしまうんです。

    使って楽しいフォベオンセンサー機か飽きてしまうベイヤーセンサー機かということです。
    AFの速度、EFVの映りだけでカメラの良しあしを勝手に評価してはいけません。
    最低でも1年使用してから判断してください。