WordPress高速化 PHP7.0へのバージョンアップが最も効果がある(約5.7倍の高速化)

サーバー故障により、ソフトウェアの再インストールを実施したんですが、その際にWordpress(ブログソフト)の動作を高速化をやってみたのでその効果を書いておきたいと思います。

結論から言うと、

  • APCやOpcacheなどのPHPのキャッシュを導入する
  • PHPを最新版の7.0にバージョンアップする

が効果的でその他は気休めというか、余り効果はありませんでした。

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よしだちゃんねるのサーバー詳細

効果の詳細を書く前に適用したサーバーのスペックを書いておきます。

メインサーバー バックアップサーバー
CPU Intel Core i7-4770 CPU @ 3.40GHz
(4コア/8スレッド)
Intel Celeron G1101  @ 2.27GHz
(2コア/2スレッド)
メモリー NON ECC 16GB ECC 2GB
HDD 東芝製256GB SSD OCZ製64GB SSD
OS Cent OS 7 Cent OS 7
WEBサーバー Apache2.4 Apache2.4
PHP PHP 5.4 PHP 5.4
データベース MariaDB 5.5 MariaDB 5.5

メインサーバーはサーバーのマザーボード故障により私が普段使っているメインPCのパーツを急遽流用して作った自作PCで無駄にハイスペックです。

バックアップサーバーはHP製サーバー ProLiant ML110 G6がベースです。もともとはWindows Server 2008が付属していて、NTT-Xストアで約5万円でした。4年くらい前に購入してNASとして使っていた物で、性能はゴミレベル。

WordPress高速化の結果

今回は@ITのとにかく速いWordPressという連載記事があったのでコレをベースに高速化しました。やり方はそちらが詳しいのでここには書きません。設定は全く同じではなくて少し設定は変えてます。

ちなみに、WP Super CacheやW3 Total Cacheなどの静的HTMLファイルを生成するプラグインは使ってません。それらを使うと超早くなるんですが、サーバー上にキャッシュファイルが尋常じゃないくらい生成されてしまって好きじゃない。それに動的にファイルを生成しないので、頻繁に表示が変わる部分などがおかしくなる場合もあるし・・・

効果の測定方法

高速化の効果を確認する方法ですが、ページの読み込み時間を実測するのではなく、WEBサーバーのベンチマークを測定するApache Benchを使いました。

Apache BenchのRequests per secondという項目に注目。これは、1秒間に処理できるリクエスト数を示すもので、数値が大きいほど動作が速いことを意味してます。たとえば、この値が30であれば1秒間に30リクエスト処理できることを意味します。

測定するページはよしだちゃんねるのトップページ(https://netank.net/)で、計300リクエスト、同時接続30で測定します(コマンド:ab -n 300 -c 30 URL)。

結果

 項目  内容 メイン バックアップ
初期状態  何も設定していない状態 13.36 2.47
APC PHPのキャッシュ 21.72 3.76
Opcache+APCu PHPのキャッシュ(別方式) 22.26 3.85
MyISAM→InnoDB データベースエンジン変更 23.24 3.98
InnoDBキャッシュ容量変更 データベースのキャッシュ増加 24.98 4.22
001 Prime Strategy Translate Accelerator プラグインの導入 WordPressの翻訳機能の最適化 27.31 4.67
gzip圧縮 データ圧縮  –
Tunedの調整 Cent OSの調整 27.63 4.8
event MPM+php-fpm Apacheの動作方法変更 29.64 5.28
PHP5.4→5.6にアップデート PHPバージョンアップ 29.73 未導入
PHP5.6→PHP7.0にアップデート 最新版のPHP導入 75.81 未導入

※バックアップサーバーはPHPのバージョンアップはしませんでした。不具合等の問題もあることからCent OS 7標準のバージョンPHP5.4を使いたかったからです。

s-CB_0015

グラフを見てもらうと分りますが、APCもしくはOpcache+APCuを導入することで約2倍に速度アップ。PHPのキャッシュの有効性がよく分ります。

一方でその他は若干の効果しかなく、体感できるほどの高速化効果はありませんでした。少しは早くなるので、入れておいて損は無いと思いますが、ほぼ気休めです。

もっとも効果的であったのはPHP7.0の導入です。数値上の話ですが、初期状態から5.7倍まで処理速度が増加しています。これは明らかに体感できるほど早くなっていて、今までは読み込みしてもページが白紙状態の時間が結構合ったんですが、PHP7.0にしたことでリンクをクリックした時点で表示が始まるくらい早くなりました。

PHP7.0導入で心配された互換性の問題ですが、現時点で私が使っている環境では1つも問題は発生しておりません。

WordPressにはPHP7.0を使うべき

PHP7.0は最近登場した最新版であることから、ほとんどの方が使っていないと思いますが、予想以上にパフォーマンスがいい。私の環境では特に不具合もないので、これは絶対に使うべきだと思いました。

ただし、まだPHP7.0に対応したレンタルサーバーは少ないのが難点。有名どころでは以下がありますので、もし高速化のためにPHP7.0を使いたいという人は参考にしてください。。

アクセス数1000以下ならコアサーバー、それ以上ならエックスサーバーがオススメです。

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コメント

  1. […] です。PHP7 は大幅にパフォーマンス向上しているそうですWordPressの高速化に貢献してくれます。 参考記事:WordPress高速化 PHP7.0へのバージョンアップが最も効果がある(約5.7倍の高速化) […]